E
エフィカシーは唯一の入り口
THEOREM 6A — なぜ E だけが介入可能か
定理 6A / handbook §11
演習 EXERCISE
ṼE(x, t) = V0(x, t) − κ+ · P · Q+ · E + κ− · P · Q−
魅力(Q₊)には E が掛かる。恐怖(Q₋)には掛からない。
同じゴール、同じ臨場感でも、自己評価 E が低ければゴール側の谷は浅くしか立たない。
E を上げることだけが、本人の P・Q を歪めずに行動を変える唯一の介入経路。
handbook §11(本人 TCE 講義準拠): 「コーチが介入できる唯一の軸 = E」
プリセット — 介入パターン
x =0.00
Ṽ_E =0.00
Q₊寄与 =0.00
Q₋寄与 =0.00
状態:—
P · Q₊ · Q₋ · κ パラメータ
操作
現象 A
E 低 = ゴールの引力が弱い
プリセット「E 低い」。Q₊ も P も十分高いのに、E が低いとゴール側の谷は浅くしか立たない。本人が「いいな」と思っても 動けない理由 がこれ。
現象 B
E 上昇 = 谷が深くなる
プリセット「E 上昇介入後」。同じ P・Q₊ のまま E だけ上げると、ゴール側の谷が深く立ち、ボールが自動的に到達。E が唯一の介入経路の証明。
現象 C
恐怖で動かす = 操作型
プリセット「恐怖で動かす」。Q₋ を大きくして障害位置の山を高くする。現状の谷が相対的に「マシ」になり、本人は動くが、E を使わない=本人の信念を歪めずに動員する操作型介入。
現象 D
コーチング(理想)
プリセット「コーチング」。E↑ + P↑ + Q₊↑ + Q₋↓。本人の自己評価を上げ、ゴールをありありと感じさせ、失敗の痛みを相対化。地形は自然にゴール側に傾く。
現象 E
Have-to + 低 E = 完全停滞
プリセット「Have-to+低 E」。P 低・E 低。「やらなきゃ」と思っているが、地形がほぼ V₀ のまま。義務感と低エフィカシーの組み合わせは最も動かない構造。
現象 F
依存的目標
プリセット「依存的目標」。E 高・Q₊ 大・Q₋ 大。本人は強く向かうが、Q₋(失敗の痛み)も大きいため、達成しても消耗する。E 単独で介入する場合の落とし穴。
TCE 倫理境界の数学的根拠
P・Q のうち、P と Q は本人の
現実認識と価値観そのもの。これを外から動かすことは
「本人を別人にする」ことに等しい。
E だけ は「本人がもともと持っている自己評価」を引き上げる作業として、
本人を本人のまま変革できる。これが TCE/TTCE 倫理規律(handbook §12 / §14.1 認知戦との同型性 + δ·Ethic 項)の数学的な根拠であり、
コーチングと操作を分ける境界線。